いきなり結論!複利を簡単に説明する

複利って何?
複利とは「元本だけでなく、そこから得られた利息にもさらに利息がつく仕組み」のこと。
これだけです。
拍子抜けしました?
よく比較で出てくる「単利」は元本にのみ利息がつくことをいいます。
でもこれだけだとなんとなく複利の凄さがピンとこないのではないでしょうか?
今度は実際にその凄さをみてみましょう。
自分にも関係あるの? 答え→関係ないとだいぶハードモード
「複利」とは資産を増やす方にも、資産を減らす方にも働きます。
例えば、100万円を年利5%で30年間運用した場合
複利:元本100万円に対して、30年後には432万円に
単利:元本100万円に対して、30年後には250万円に
その差、182万円。
なんにもしないで182万円増えました。
これが世にいう、「お金に働いてもらう」、「お金がお金を生む」の正体です。
お金持ちはこれをもっと高い水準でやってるんですね。
そりゃあ富裕層はさらに富を蓄えていきますね。
これを逆に行うと自分の資産を減らす、つまり「金利」を払うという行動になりますね。
金利はご存知の通り、お金を貸してくれてありがとうちょっと多めに返すね、の多めに返す分のことです。
先程の例をそのまま、今度は複利契約の借金返済の計画をたてたとすると、
例えば、100万円を年利5%で30年かけて返済した場合、
元本100万円に対して、30年後には金利が432万円なので、総返済額は532万円ということになります。
複利契約となると、元本だけでなく、そこから得られた金利にもさらに金利がつくということになるので時間経過(借りている期間)が長くなれば長くなるほど、雪だるま式にどんどん返済額が増えていきます。
複利を敵に回す恐ろしさが分かりますでしょうか?
複利で返済をしなければならない一例は、金融機関でない誰にでも簡単にお金を貸してくれるところ(消◯者金融とか闇◯ン)や正規の金融機関であっても、住宅ローンの一部などは複利契約になっているものもありますので、一度確認してみることをオススメします。
逆に株式などを早いうちから保有して、保有している期間が長くなれば長くなるほど、雪だるま式にどんどん資産額が増えていきます。
つまり、金利(=利息)は味方につけるとこんなに心強いことはないし、敵に回すとこんなに恐ろしい仕組みなのです。

複利ってどうやって計算するの?
複利を計算する簡単な式があります。
元利合計 = 元金 × (1 + 利回り)^運用年数
(ちなみに単利は元本 × 利率 × 運用期間で出ます)
だけど、楽天の積立て簡単シュミレーションを使えば一発で簡単に出ますのでそちらの利用がオススメです。

健康面での複利
食事、適度な運動、睡眠など健康にも複利がききます。
食事なんかは最も分かりやすいですね。
毎日、摂取カロリー>基礎代謝であれば太るし、その逆であれば痩せますよね。
そしてそれが10年、20年、30年と積み重なれば、、、
結果は言わずもがなですね。

適度な運動も、心肺機能の向上、体力増強、生活習慣病リスクの低減など、積み重ねていけば年老いても様々な健康効果が期待できます。
質の高い睡眠を十分にとることで、疲労回復、集中力向上、ストレス軽減など、心身の健康に良い影響がより長く続きます。
これらに関する良質な食べ物を選んだり、カロリーコントロールするための食事アプリ、トレーニングジムへの入会、良質な睡眠のための枕など、こういったモノやコトへの投資はコスパよく、また複利の観点からもオススメです。
これからあなたがすべき事
・金銭的には借入やローンを見直し、借金の額ではなく、金利の高いものから返済するようにする←コレポイント
・政府が税金かけないよ(非課税)っていう神対応をキチンと利用してNISAやその他iDecoなどの公的優遇をしっかり利用して、できるだけ早い時期から投資を始める事。(それでも投資は自己責任なので必ず基礎くらいは勉強する事は必須です。)
・体に悪いこと(喫煙や過度な飲酒、運動習慣が無い)をやめて適度な運動やトレーニングを習慣化し健康資産も早いうちから築く。

よく「複利」と検索するとアインシュタインの事が出てきますが、最後にアインシュタインの残した言葉でこのブログを締めくくりたいと思います。
「複利は人類最大の発明だ」

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